Photoshop 2021新機能!Neural Filter/ニューラルフィルターとは!?
先日、世界同時開催で行われたAdobeのオンラインイベント、Adobe MAX。もちろん私も参加して、Photoshopの最新バージョン、Photoshop2021に搭載された新機能に関するセッションをいくつか視聴しました!
世界同時なので2日間24時間、とにかくたくさんのセッションが行われてなかなかヘビーでしたが。。英語圏のセッションもたくさん見ることができ、とても面白かったです。そしてAdobeの進化に驚くばかり。。。
というわけでこんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)
今回は、、2020年10月現在で最新バージョンのPhotoshop2021に搭載された新機能の中から、ニューラルフィルターの概要をまとめてみようと思います!
[ ニューラルフィルターとは?]
ニューラルフィルターで出来ること
ニューラルフィルターでは、AdobeのAIシステム、「Adobe sensei」を駆使して画像に様々な特殊効果をかけることが出来る機能になります。
2020年10月末現在、ニューラルフィルターで出来ることは以下の通り。
- 肌をスムーズに:顔のニキビやシミ、肌荒れ等を改善
- スタイルの適用:絵画等の色彩やタッチを元に印象的な効果を加える
- スマートポートレート:顔の表情を変える、人物の年齢層を変える
- メイクアップを適用:サンプル画像を元に顔写真にメイクを施す
- 深度に応じたかすみ:画像のもつ被写界深度を元にかすみを加えて印象的にする
- カラー化:モノクロ写真をカラーに変換する
- スーパーズーム:画像の一部分を切り取り、低解像度の画質を向上させる
- JPEGのノイズを削除:JPEG画像のノイズを削除
いかがでしょう?かなり魅力的なキーワードばかり!!
上記の中で3〜8はまだベータ版で使用可能な状態。つまり、まだまだ開発途中ですね。さらに上記に加えて、まだ使用はできませんが現在開発が進んでいる(or 開発を検討している?)項目もいくつか見られるようになっています。
現時点でもかなり素晴らしく、面白い機能ばかりなんですが、全体的にユーザーからのフィードバックを募っているようで、まだまだ進化の余地あり、といった印象です。
まずはフィルターをダウンロード
ニューラルフィルター、実はクラウドを使用した機能になるので、Photshopを開けば出来る、というわけではないんです。
▼Photoshopメニューバーのフィルター/ニューラルフィルターを開きます。
▼新しいウィンドウが出てきて、フィルターが並んだウィンドウを見てみると。。
まだダウンロードされていないフィルターには雲に矢印のマークが。ここをクリックして自分のPhotoshopにクラウド上からダウンロードすることで初めて、フィルターを使えるようになります。
※ダウンロードすると、上記画像の「肌をスムーズに」という文字横にあるように、スイッチのアイコンに変わります。画像はONの状態。ONにする = フィルターがかかります。
▼他のフィルターも同様です。
▼クラウドからダウンロードするため、まずはインターネット環境が必須!
ネット環境が必要なフィルター
Photoshopにダウンロードして初めて様々なフィルターが使用できるようになるニューラルフィルターですが、ダウンロード後も、引き続きインターネット環境が必要なフィルターもあるようです。
その場合は、下記画像のように注意書きが出てきますので、外出先で作業をする場合は気をつける必要がありそうです。
まだまだ進化するフィルター
ニューラルフィルター内のフィルターの多くがまだベータ版となっており、さらにAdobeへフィードバックを送る要素も多く含まれています。
きっとユーザーからのフィードバックを元にAdobe senseiを進化させ、さらにパワーアップしたツールになっていくんだと思います。
と同時に、現在開発中?なのか、項目はあるけどまだ使用できないフィルター、というのも含まれています▼
というわけで、記事一つにニューラルフィルターの全てを詰め込むのは難しく…^^;
今回は概要、ということでまずは概要についてお伝えしました。
項目を見てるだけでもワクワクしますね。。
ちなみにAdobe MAXのセッションを視聴して、さらに自分で色々と試してみて、私個人的には大興奮な機能でした!次回の投稿から少しずつ解説していけたらと思っております(なるべく早めに・・T-T)ので、楽しみにしていてください!
もちろん、そんなに難しいツールではないので、私なりの使い方の提案などもしていけたらと思います!
それでは今日はこの辺で。
kotsume 🙂