Photoshop 2121新機能!肌をスムーズに / ニューラルフィルター

今回は、ニューラルフィルターの注目機能の1つ、「肌をスムーズに」という機能についてご紹介していきたいと思います!

こんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)

前回の投稿ではニューラルフィルターの概要についてお伝えしましたが、今回はいよいよ!実際に新しい機能がどんなものなのか、どれだけ便利なのか、その使用感をお伝えしていこうと思います。

というか・・・更新頻度が遅すぎて最新機能感が薄れつつありますね(泣)

 

[肌をスムーズにしてみました]
  


 
「肌をスムーズに」機能とは?

ニューラルフィルターを開くとまず最初に目に飛び込んでくる「肌をスムーズに」というフィルター名。

説明するまでもなく、文字通り肌をスムーズにする機能になります。実際に、こちらの女性で試してみましょう。この画像に「肌をスムーズに」フィルターをかけてみると。。。

 

なんと、ちょっとした操作でここまで肌を綺麗にしてくれます!
拡大してみると…

 

 

 

シミなどは消えているにも関わらず、拡大してよーく見てみると、きちんと肌のキメが残っているのがわかるでしょうか?肌を綺麗にする機能やアプリってよく見かけますが、その殆どがただ肌をぼかしてヌルッとツルッとするだけなのに対し、

この、処理をしても

肌のキメが残っているのはすごいこと!

毛穴をもっと消したい、という場合にはその一歩手前でとどまる印象なので物足りない結果になるかもしれませんが。私個人的には、“レタッチャー的には” 逆にそこが素晴らしいと思いました。本当、もう一度言いますね。

 

サクッと肌をスムーズにしてもなお、肌のキメが残っているのはすごい!!

なぜキメが残っているのが良いか、というのは長くなるので(笑)別の記事でまとめたいと思います^^;


  
使い方は簡単!

さて、どれくらいサクッとこの処理をしているのか?というと。
使い方はとてもシンプル。

①フィルター/ニューラルフィルターを起動

②肌をスムーズにのフィルターをON

③「ぼかし」スライドと「滑らかさ」スライドを調整する

 
以上です!

 

本当に簡単です笑

たった2つのスライドを調整するだけで、これまで何分もかけて綺麗にしてきた作業をやってくれるなんて、一昔前では信じられません。(会社員時代にあればよかったのにと心底思います…)

 

ちなみに、ニューラルフィルターウィンドウの下部にある、このアイコン。

クリック(ON/OFF)すると、Before / Afterを確認できます。
▼▼

 


 
「ぼかし」と「滑らかさ」 

さて、この「肌をスムーズに」機能には2つの調整スライドが用意されています「ぼかし」と「滑らかさ」、この2つのスライドでどのような効果が得られるのか、少しご紹介したいと思います。

 

【 ぼかしのスライドで調整できること
「ぼかし」のスライドは、初期設定では真ん中の50
、一番右が100 、一番左が0、という設定になっています。

ぼかしスライドを右に、数値を高くしていくと、肌全体にぼかしを入れるような印象に。反対に数値を低くしていくと、肌のキメが細かくなっていき、オリジナルの画像よりもかなりシャープな印象に仕上がります。


【 滑らかさのスライドで調整できること
 】
「滑らかさ」のスライドは、初期設定では真ん中の0、一番右が50、一番左が-50という設定になっています。


滑らかさのスライドを右に、数値を高くしていくと、光の当たり方、陰影を弱めて肌をスムーズに、滑らかにする印象です。反対に左、マイナス方向へ持っていくと、少し陰影が強くなるような印象になります。

 

それぞれ画像によって調整度合いが変わってくると思いますが、肌をスムーズに機能をONにしただけで、スライドを調整しなくても肌はある程度綺麗に整いますので、この2つのスライド調整は絶対必要というわけでもないかなと、個人的には思います。

画像に合わせて、結果に合わせて、適宜調整してみてくださいね。

 


今回は、肌をスムーズに機能の具体的な使い方についてご紹介しました!この機能、レタッチャーの私から見てもかなり使える機能だなーと、感じます。その理由についても、また別の記事でそのうちお伝えできたらと思います。

 

そして、この「肌をスムーズに」機能の詳しい使い方も含めた、肌レタッチのオンラインコースをudemyにて販売しています。肌のレタッチについてもっと詳しく、レタッチ方法を知りたい!という方は、udemyのコースもぜひチェックして頂けたらと思います^^

 

▼オンライン(udemy)で肌のレタッチ方法を学べます!
Photoshop2021対応!上級者への90分!広告業界で通用する美肌を作る〜シミの除去から仕上げのコツまで〜

 

それでは今日はこの辺で。
 
  
  
kotsume 🙂


▼ニューラルフィルター全体の概要についてはこちら▼
Photoshop2021新機能!Neural Filter / ニューラルフィルターとは!?
 

>> kotsumeのインスタはこちら 🙂

Photoshop 2021新機能!Neural Filter/ニューラルフィルターとは!?

先日、世界同時開催で行われたAdobeのオンラインイベント、Adobe MAX。もちろん私も参加して、Photoshopの最新バージョン、Photoshop2021に搭載された新機能に関するセッションをいくつか視聴しました!

世界同時なので2日間24時間、とにかくたくさんのセッションが行われてなかなかヘビーでしたが。。英語圏のセッションもたくさん見ることができ、とても面白かったです。そしてAdobeの進化に驚くばかり。。。

というわけでこんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)

今回は、、2020年10月現在で最新バージョンのPhotoshop2021に搭載された新機能の中から、ニューラルフィルターの概要をまとめてみようと思います!


 

[  ニューラルフィルターとは?]  

ニューラルフィルターで出来ること

ニューラルフィルターでは、AdobeのAIシステム、「Adobe sensei」を駆使して画像に様々な特殊効果をかけることが出来る機能になります。

2020年10月末現在、ニューラルフィルターで出来ることは以下の通り。

  1. 肌をスムーズに:顔のニキビやシミ、肌荒れ等を改善
  2. スタイルの適用:絵画等の色彩やタッチを元に印象的な効果を加える
  3. スマートポートレート:顔の表情を変える、人物の年齢層を変える
  4. メイクアップを適用:サンプル画像を元に顔写真にメイクを施す
  5. 深度に応じたかすみ:画像のもつ被写界深度を元にかすみを加えて印象的にする
  6. カラー化:モノクロ写真をカラーに変換する
  7. スーパーズーム:画像の一部分を切り取り、低解像度の画質を向上させる
  8. JPEGのノイズを削除:JPEG画像のノイズを削除

 

 いかがでしょう?かなり魅力的なキーワードばかり!!

上記の中で3〜8はまだベータ版で使用可能な状態。つまり、まだまだ開発途中ですね。さらに上記に加えて、まだ使用はできませんが現在開発が進んでいる(or 開発を検討している?)項目もいくつか見られるようになっています。

現時点でもかなり素晴らしく、面白い機能ばかりなんですが、全体的にユーザーからのフィードバックを募っているようで、まだまだ進化の余地あり、といった印象です。
 


まずはフィルターをダウンロード

ニューラルフィルター、実はクラウドを使用した機能になるので、Photshopを開けば出来る、というわけではないんです。

Photoshopメニューバーのフィルター/ニューラルフィルターを開きます。

▼新しいウィンドウが出てきて、フィルターが並んだウィンドウを見てみると。。

まだダウンロードされていないフィルターには雲に矢印のマークが。ここをクリックして自分のPhotoshopにクラウド上からダウンロードすることで初めて、フィルターを使えるようになります。

   
※ダウンロードすると、上記画像の「肌をスムーズに」という文字横にあるように、スイッチのアイコンに変わります画像はONの状態。ONにする = フィルターがかかります。
 

▼他のフィルターも同様です。

▼クラウドからダウンロードするため、まずはインターネット環境が必須!

 


 
ネット環境が必要なフィルター

Photoshopにダウンロードして初めて様々なフィルターが使用できるようになるニューラルフィルターですが、ダウンロード後も、引き続きインターネット環境が必要なフィルターもあるようです。

その場合は、下記画像のように注意書きが出てきますので、外出先で作業をする場合は気をつける必要がありそうです。

 


まだまだ進化するフィルター

ニューラルフィルター内のフィルターの多くがまだベータ版となっており、さらにAdobeへフィードバックを送る要素も多く含まれています。

きっとユーザーからのフィードバックを元にAdobe senseiを進化させ、さらにパワーアップしたツールになっていくんだと思います。

 

と同時に、現在開発中?なのか、項目はあるけどまだ使用できないフィルター、というのも含まれています

 


  
というわけで、記事一つにニューラルフィルターの全てを詰め込むのは難しく…^^;
今回は概要、ということでまずは概要についてお伝えしました。

項目を見てるだけでもワクワクしますね。。

ちなみにAdobe MAXのセッションを視聴して、さらに自分で色々と試してみて、私個人的には大興奮な機能でした!次回の投稿から少しずつ解説していけたらと思っております(なるべく早めに・・T-T)ので、楽しみにしていてください!

もちろん、そんなに難しいツールではないので、私なりの使い方の提案などもしていけたらと思います!

それでは今日はこの辺で。
 
  
  
kotsume 🙂

海外と日本のレタッチ事情の違いとは?

突然ですが昨年に続き、今年もアメリカに行ってきました!
 
昨年行った際にはAdobe本社やGoogleなどを巡ったこともあってそちらの話題がメインの記事を書かせていただきましたが、今回は、昨年も少し触れたのですが…海外と日本のレタッチの違いについて、ちょっとお話してみたいと思います。
 
 
昨年の記事はこちら▼
シリコンバレーのAdobe本社に行ってきました。


 
日本と海外、広告写真の違い


私は普段から化粧品関連のレタッチをすることが多く、海外ブランドの日本版、というお仕事もよく引き受けています。具体的には、既に仕上がったレタッチを日本仕様にする、といったような内容のものがほとんど。(主にアメリカのブランドですが)
 
既にレタッチしているのに何をするの?と思われるかもしれませんが、リップの色を変えたり肌のトーンを調整したり。
 
 
同じブランドの同じシリーズの中でも、海外で売られている商品、日本で売られている商品とでは、カラー展開やパッケージなどが違うことがあります。海外では派手目の色だったものが日本版では少し落ち着いたカラーになっていたり、肌のトーンの方向性も全く違います。アメリカでは多種多様な人種向けにかなり濃い色味があっても、日本人の肌は黄色。さらに一般的に白い肌を綺麗とする傾向が強いからか、濃い色味のファンデーションは全く
販売していない、といった感じに。
 
 
これは特に化粧品広告の場合だと思うのですが、海外用と日本用とでモデルや写真は同じでも、メイクをガラッと印象の違うものにするという修正指示があったりします。訴求ポイントが違うからだとは思いますが、ラメやカラーでギラギラなメイクを、思いっきりナチュラルにしてくれ、といった無茶振りもしばしば…。

 
 



肌はツルツル!が当たり前なのは日本特有?

日本の雑誌や街頭で見かける化粧品の広告って、基本的に映っているモデルはみんな肌がツルツルですよね。きっと、誰もそこに疑問すら持たないと思いますが、駅などで大きく貼られた広告を見ても、化粧や照明で肌がシミひとつなく綺麗だったり、もしくは元々の肌が綺麗かのように見えるもの (ほぼレタッチが入っていると思ってくださいね)、がほとんどかと思います。
 
でも海外の場合。シワは普通に残っているし、毛穴も結構目立っている広告、結構あります。
 
 
例えばこちら。某ブランドの化粧品広告の一部です。いずれも、英語版サイト、日本語版サイトから引っぱってきたものですが、肌色、レタッチの仕上げ方、全然違いますよね?
 


  
 
 
US版にあるこの口元のシワや目頭や涙袋の小じわ。ご覧の通り、日本版では自然に綺麗になっています。私のこれまでの経験からも、日本ではこのまま残しておくなんて、まずまずありえません…。さらに、肌色も日本向けに白っぽく綺麗になっています。
 
 
一応、語弊がないようにしておきたいのですが、綺麗にレタッチされている広告も海外にもたくさんあります!(笑)

 
でも実際にアメリカのデパートやドラッグストアなどで化粧品売り場をチェックしてみると、意外にも日本のように執拗にレタッチしている、という化粧品広告はあまり見かけません。

 
日本でも数年前からナチュラル志向のレタッチになってきたとは言われていますが、アメリカのようにはいかないみたいで…様々な事情により、日本で展開するためにツルツルにする、といった仕事を引き受けることが結構多いのが現状です。
 
 


 

ファッション誌の違い
 

レタッチのみにフォーカスしましたが、そもそも。ファッション誌のあり方も大きく違うように思います。
 
今回アメリカで、US版のVOGUEとBAZAARを買ってきました。日本でも書店に行けば購入出来るので(めちゃくちゃ高くなっていますが…) 見たことがあるかもしれませんが、海外の雑誌って、紙質からボリューム、内容も結構違います。
 
 
日本の方がサイズも大きいものがほとんどで、紙質もよくてページ数もほぼ倍。比べると一目瞭然!一番上が日本版VOUGEです。
 

 

 
  
日本の場合、とにかくたくさんの流行や最新の情報、占い、特集、コーデ案やメイク提案などなど。しっかり ”読み物” として成り立っている印象があります。付録つきのものも今では当たり前ですし。
 
でも、海外の雑誌ってそうでもなくて。
 
ファッション × モデルやタレント、アーティスト × フォトグラファーでコラボのような写真集みたいなページがあったり。情報だらけの日本版に比べて読むより見て楽しむもの、といった印象があります。
 
VOGUEに関しては昔、一度見比べたことがあるのですが、イタリア版、イギリス版、アメリカ版、フランス版、いずれも日本とは全く異なる印象だったのを覚えています。
  
  
そういえば、同時期の海外版雑誌をいろいろ見比べることで撮影の流行り、みたいなものも見えてくると教わったことがありますね。
 


 

私の場合は完全に職業病的ですが。。海外に行くとついつい、広告や本屋で雑誌などをチェックしてしまいます。
 
写真だけでなく色づかいなども含めて結構お国柄があって面白いので、デザイナーさんなんかは、配色とかも結構参考になるかもしれないですね。というわけで、もし海外に行くことがあったらぜひ、広告などをチェックしてみてください^^

kotsume 🙂 


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