レタッチャーになるための方法

 

こんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)

改めまして、私の職業はレタッチャーです。
( 何度も読んでくださっている方はご存知ですね… )
 
今回は、「レタッチャーになりたい!」という方のためにちょっと、いや、かなりピンポイントなお話をしようかなと思います。
 
レタッチャーについてもっと知ってもらいたい、という密かな想いも込めて笑
 
 


こんなにもレタッチが当たり前の世の中なのに、

レタッチという言葉も
レタッチャーという言葉も
一般的にはあまり知られていない言葉のように思います。
 
 
私はもともと撮影と同時にPhotoshopを使用したレタッチそのものが好きだったので「レタッチャー」、という職業は知っていました。
 
 
でもいざレタッチャーになってみると、目立つのはフォトグラファーのみ。
 
 
日常的に作品と一緒にクレジット( 名前 ) が載ることもほぼありませんし、作品です、と自分のHPなどに載せることすら厳しく、クライアントによっては絶対に無理な話。( 相手がタレントさん、商品だったりするので )
 
寂しいのですが縁の下の力持ち、裏方の作業だから仕方ない…と諦めるしかありません。。。
 
 

まぁ、日の目を浴びたくてやっているわけではないので構いませんが、それでもこの秘密裏な仕事、海外のようにもう少し表に出てメジャーになればいいのに、と思ってしまう私です (-_-; )
 
 


  
私もレタッチャーになりたい!という思いが芽生えたとき。果たしてどうやってなればいいのか???さっぱり検討もつきませんでした。
 
 
まずはなんとなく触っていたPhotoshopを抜け出してレタッチャーになるために、ある程度学校のようなところできちんと勉強をしました。
 
 
でも、レタッチャーへなるためのきっかけはなかなか見つかりません。
 
 
というのも、求人を探しても求められているのは経験者ばかり。
 
 
たまたま参加したレタッチ関連の某セミナーで登壇していたレタッチャーの方に、「どうやったらレタッチャーになれますか?」とストレートに聞いてしまうくらいにわかりませんでした笑
 
その時の答えは今となってはあまり覚えていないんですが、、確か、やっぱり会社に入って経験を積むしかない、といったような内容だった気がします。( 入るきっかけがないのにー!と内心突っ込みましたが。 )
 
 
結局私の場合、行きたかったレタッチ専門の企業のHPで未経験者可、というかなり奇跡的な求人情報を見つけ →  面接 → 超幸運なことに採用!、というのがレタッチャーとしての始まり。( カメラマンのアシスタントをして現場経験があったのも決め手の一つかも。)
 
 
でもこれはあくまで私の場合の話。あの時、全くの未経験できちんとした企業に入れたのはかなり奇跡だと、今思い返してもそう思います。
 
 


きちんとした専門学校などでレタッチの勉強をした方であれば、もしかしたら学校へ求人情報が多く寄せられているかもしれませんね。でも、
 
 
レタッチャーという職業に興味があるけどどうしたら良いかわからない、という方へ。
 
 
レタッチャーという仕事は、レタッチ専門企業でなくても色んなところに潜んでいる、ということを知っておくと良いかもしれません。
 
 
専門企業でなくても、例えば大手出版社や広告代理店直属の撮影スタジオにもレタッチャーがいます。フォトスタジオなどにレタッチャーが所属していることも多いです。他にも、特にトップフォトグラファーの方であれば直属のレタッチャーを抱えていることもあります。( これはかなり狭き門で、募集があってもそれこそ要経験者のみ対象で難しいかもしれませんが )
 
 
そう、結構色んなところに潜んでいるんです、私たち。。。笑
 
 
様々な場所のレタッチャー募集をどうやって探すか、というと。

写真業界では有名な、COMMERCIAL PHOTOという雑誌の後ろの広告ページや、そのオフィシャルサイト、Shuffle by COMMERCIAL PHOTOというところにもしょっちゅう求人が載っていたので、私はよくチェックしていました。
 
あとはひたすら、アナログ的に検索!熱い気持ちが大切笑
 
大手レタッチ企業の求人はもちろん、制作会社をたくさん探したり、色々とトライしました。募集がかかってなくても直接メールしてみたりして。
 
 
 
企業をいくつか経験してフリーになった今、これは個人的な結論ですが、
 
  
( レタッチャーに限らず )まったく自分に横の繋がりも経験もないことに挑戦するとき、とにかく同じ土俵に飛び込んでみる。完全に私の持論ですがこれに尽きます。
 
 
まずはとにかく、どこかレタッチ業界、写真業界の隅っこでもいいので飛び込む隙を探してみてください!
  
 
とにかくアシスタントでもなんでもいいから「レタッチ」という仕事が少しでも出来るなら、なんとかレタッチャーの現場に潜り込むことが出来たら、それでひとまずOKです。
 
少しでも土台が出来たら、それをバネに違う会社、違う場所へどんどん進んでいけばいい、くらいの気持ちでいましょう。経験者募集に応募しやすくなりますし、経験が浅くても希望の企業に入れさえすれば、そこからは努力次第です。
 
ここだけの話?実を言うと他業界に比べて写真業界で転職って、あまりマイナスな印象はなく、転職していくことで横の繋がりがたくさん出来るというメリットも大きいです。
 
それに当たり前ですが会社の雰囲気や働き方、待遇面なども違えば、実はPhotoshopの使い方なども各社の “ 色 ” があったり、上司や先輩ならではのテクニックも色々なので、転職が大きなスキルアップに繋がることも考えられます。
 
実際のところ私自身も含めて周りを見ても、各社渡り歩いて今に至る、というレタッチャーは結構いて、みんなそれぞれ自分の働きやすい会社、居心地のよい職場を探しながら、レタッチャーとしてのキャリアを積んでいるように思います。
 

 
もちろん、運よくレタッチ要因として最初に入った会社が合っていて、そこで経験が詰めるなら、ずっと同じ場所で働けるなら、それはそれは素敵なこと!なので、これはまぁひとつの意見として、頭の片隅に留めておいて頂ければ幸いです。
 
 


 
どうしても、全くレタッチャーへのきっかけが作れないときは。

  
 
こればっかりはタイミングもあるのでどうしようもできないことも多いですが、もし嫌でなければ、
 
方向を少し変えてみてもいいかも。
 
 
現像ソフトなどに強い方であれば、レタッチャーにはなれなくてもまずはデジタルオペレーターとして頑張ってみる、という方向も考えられます。

デジタルオペレーターというのはよくフォトスタジオに常駐しているスタッフなんですが、たまに募集がかかることがあります。主に現場でのPC周辺のサポート(テザー撮影の手伝いなど)、現像作業など関わる作業は、後々レタッチャーとしてのスキルに役に立ちますので決して無駄にはなりません。
 
私もたまにオペレーション要因でのお仕事をすることもあり、そのまま現場で少しレタッチする、という作業も多々発生します。
 
 


 
最後に。
 
 
業界的にも仕事も人も、横に繋がっていく傾向を強く感じます。なので、とにかく業界の片隅でもいいのでどこかにいて、業界を知りつつ、スキルをどこかで磨きつつ、人脈を作る。
 
そう、
人脈作り、シンプルですが一番大切かも。
 
特にフリーを目指したりする場合はすごく大事です。今現在わたしがフリーでやっていけるのも、これまでの横の繋がりのおかげに他なりません。
 
 
 
というわけで。
意気込んで書いてみたわりにこれ!といった方法でもなかったですが。私の経験談と、私が考えるレタッチャーになるためのヒントをまとめてみました。参考になったでしょうか??
 
 
少しでも未来のレタッチャーの力になれば、と思います^^
 
 
 
それでは今日はこの辺で。
 
 
 
kotsume 🙂
 


 
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そばかすの女の子をレタッチ。

 
  
▼肌と顔にかかる髪の毛を綺麗に。そして陰影感の調整

  
 
▼少しだけメイク。


 
Photo by Adobe stock & Retouched by kotsume.

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Photoshop:被写体を選択(総評編)

 

こんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)
 
 
前回の記事で、2018年1月のアップデートで選択とマスク機能の中に新たに追加された「被写体を選択」機能について、実際に使用した結果を検証編としてお話しました。
 
>> Photoshop:被写体の選択(検証編)の記事はコチラ。
 
 
今回はその続き、総評編です。( ←あくまで、個人的な意見ですのであしからず )
 


 
前回の検証結果から私が感じたこと。“ 被写体の選択 ”という名前の通り、Photoshopが境界線ではなくて「被写体」を認識しようとしてくれるこの機能は、
 
 
 
これまでの選択ツールとは全く別物、全く新しい機能だということ。
 
 
 
Adobeが収集したありとあらゆるデータベースをもとに、被写体を認識しているようです。つまりそう、これこそADOBE MAXのお話をしたときにもお伝えした、
 
AdobeのAI機能、“Adobe sensei”のなせる業なんです。
  
 
これまでのPhotoshopの選択範囲作成は、その多くが色やピントなどで判断して選択範囲を作成していました。でも被写体を選択の機能では“ Adobe sensei ”が、「被写体」が何か、というある意味曖昧で正確?な判断基準を持って選択範囲を作成しているようです。
 
 
 
現時点ではおそらく選択範囲を作成したい写真によって、その威力を実感できるかどうかは変わってくるでしょうが、なんせAIなので、アップデートの度にどんどん進化していくのではないかと思います。
 
 


 
 
私は選択とマスク機能ができるずーーーーっと前から、髪の毛だろうが何だろうが色んなツールを使用して、様々な選択範囲を作成してきました。
 
 
ですので、選択とマスク機能ができたときの驚きと感動ももちろん覚えています。
 
 
そんなPhotoshopの歴史の流れを考えてみても、人工知能が搭載されて、撮影した張本人でもないのに被写体を勝手に判断する、こちらが選択範囲を作りたい場所を想定して選択してくれるなんて、本当に夢のような機能でしかない!
 
 
 
いつかこの機能だけで一瞬で切り抜きが終わる、なんてもっと夢のような話が実現するかなぁと考えたらちょっとワクワクしますね。ゆがみ機能なんかもとんでもない進化を遂げているようですし。。この進化で切り抜きという面倒な作業が任せられる分、その他の、人間にしかできない作業に集中できるようになっていくと思います。
  
 
Photoshopだけでなく、Adobeだけでなく、AIの進化は目覚ましいものがあるので、こちらも色々と古い殻にこもっていてはダメだなと感じつつ…これからのAdobe senseiの進化から目が離せません^^
 
  
では、総評編はこの辺で。
 
 
被写体を選択の機能が、皆さんの選択範囲作成をもっともっとラクにしてくれますように。
 

  
kotsume 🙂


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Photoshop fixでユリ以外の彩度マイナス。

 
インスタの調整で全体のトーン調整。
少し色あせた印象に。 
 
Lily with Wine red Color
*with Apps for smartphone
Photoshop Fix / Photoshop Mix 

Photoshop:被写体を選択(検証編)

 

こんにちは!
kotsumeです(๑・‿・๑)

今回は、なかなか遅くなってしまって今更ですが…Photoshopの新機能について。

2018年1月、PhotoshopCCが新たにアップデートされました。
 
ちなみに私はまさにその瞬間、熱で床に伏しており、風邪が長引いた挙句に仕事にも追われていたために、お話するのがこんなタイミングに。。。ゴメンナサイ。
 
今回のアップデートでは、ブラシの管理機能やパス機能の進化、などこれまで定番だった機能が強化されている印象です。
 

  
中でも大目玉なのが、
選択とマスク機能に追加された【 被写体を選択 】という機能。

( 選択とマスク機能ウィンドウ )

  

知らない方のために少しお話すると、「選択とマスク機能」というのは、複雑な選択範囲を作成するために欠かせないツールです。境界があいまいだったり、髪の毛など、他のツールでは選択しにくい場所の選択範囲作成ができる、非常に便利な機能になっています。

選択とマスク機能は基本的にPhotoshop内で別ウィンドウを起動させて使用するんですが、今回その選択とマスク機能ウィンドウの中に新たに搭載されたのが、【 被写体を選択 】という機能。

以前、ADOBE MAXで既にデモンストレーションは見てきたのですが、ついに実装されました。

>> ADOBE MAX JAPAN 2017の記事はコチラ。
 
 


というわけで遅ればせながら、この機能について検証してみました。
 
率直な感想、結論から言います。
被写体と選択機能だけで作成した選択範囲は、
 
そのままの結果では切り抜きなど、「仕事には使えないレベル」です。

が…

大いに時短してくれる機能になると思います。

仕事に使えない、というのはあくまで “ そのままでは ”ということです。そしてもちろん、レタッチャーの立場として。
何枚か色んなタイプの写真を使用して検証した結果、私個人的な意見としては、
 
“ クイック選択ツールでなぞって選択していた部分を一発で選んでくれる ”、といった感じでした。
 
また、クイック選択ツールよりも性能は良くなっているようですが、写真によって差が大きく出るようです。というわけで以下、実際に何枚か比べてみた結果をご紹介します。
  


  
上画像がクイック選択でなぞって選択しただけの状態。下画像が被写体を選択機能をワンクリックして選択範囲を作成したものです。( クイック選択ツールは、境界線から少し内側をなぞって選択範囲を作成しています。)

< 例① >

背景や足元など、境界の曖昧な部分も一緒に選択範囲が作成された。
 

被写体を認識し、ハリネズミだけを選択。
 
 
< 例② >

ボウルの外のフルーツは、一つ一つ選択する必要アリ。
 

周辺のフルーツも選択したが、後で調整の必要アリ。
 
 
< 例③ >

背景との差があまりないため、背景も一気に選択されがちに。


クイック選択よりも素早く正確に、被写体を選択。
 
 
 
いかがでしょうか?
 
クイック選択ツールを使用した結果とほぼ変わらない、または少し精度が上がった、という印象です。
 
とはいえ、被写体の選択をクリックするだけ、つまり、ここを選んでほしいというこちらの指示ナシでこの結果ですので、これまでクイック選択ツールで一生懸命なぞっていた作業が一瞬で終わる、という意味ではものすごい進化だと言えます。
 
 
いくつか使用してみて思ったのは、まず、被写体の選択ツールを使用した結果はPhotoshopが何を「被写体」と認識するかによるんだなということ。
 
 
 
 
こちらは人物が並んでいる集合写真ですが、色合いだけでは境界線を捉えづらいにも関わらず、被写体を選択ツールでは見事に人物だけを選んでくれています。
 
< 例④ >

内側をなぞっても、背景が一部含まれた選択範囲に。
 


被写体をしっかり認識し、選択範囲が作成された。
  
 
< 例⑤ >
さらに、ここまで物とテーブルがハッキリと分かれていても…

各ツールをクリックする必要はあるが、まぁまぁ選択しやすい。
 
被写体と認識してくれたのは、真ん中のカッティングボードのみ。
 
 
< 例⑥ >
テーブルが暗くなると…

境界がハッキリした分さらに各ツールをワンクリックで選択しやすい。
  

真ん中のカッティングボードがないせいもあるかも知れないが、例⑤に比べると被写体と認識されたツールが増えた。
 


 
 
名前そのままの、被写体を一発で完璧に選択してくれる機能か、と言われると答えはNoです。というよりも、ご覧の通り、写真によるところが大きいようです。そしてやはり精度の高い切り抜きを求めるのであれば、被写体を選択した後に境界線調整ブラシなどで微調整が必要なことは言うまでもありません。
 
 
 
ちなみに、ここからは宣伝です笑
 
 
境界線ブラシなどの使い方、選択とマスク機能のより詳しい使い方、が知りたい方は私が講師としてお伝えしているudemyPhotoshopコースをぜひチェックしてみてください。我ながら、かなり細かく説明しているつもりですので、使い方のヒントになること間違いなしです。

▼講座はコチラ
Photoshop【切り抜き】編 現役プロの実況解説!書籍やネット通りでは上手くいかなかった「切り抜き」のコツ●時間講座
  
 
 
というわけで、次回は今回の検証についてもう少し、「Photoshop:被写体の選択(総評編)」をお伝えしたいと思います。
 
  
では今日はこの辺で。
 
 
 
 
kotsume 🙂
 


 
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